気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
見えないひとが逝くようだ
ほのかな香りをのこし
雑踏に見えない湖などのこして
しずけさはふいに走り
なんにんも
虹をみたと思うひとがでた
過去にむけて
咲きひろがっていく花園があった
そうしてふかく
Adagiettoという言葉にみいられ
人称の軸はかたむいて
ひとりというのに
わたくしたちは と発語していた……
*詩誌『ヌーヴォー・フリッソン』 第65号(1997年7月)初出
[Nouveau Frisson 65 juillet 1997]
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