永遠というものはいつも
まっさきに滅びていく
花柄のテーブルクロスに頬づえついて
ちょっと高めの煙草を吸って
窓のそと
明るい空を眺める
長調と短調がいまいっしょに
春のひとときを奏でる
よく晴れた草原まで
これからピクニックに出かける
すてきな黒のサングラスでも
季節はずれにかけて
つめたい青草に埋めにいくのだ
ずいぶん乾いたこともあった頬と
傾きがちだった首
引きつりがちだった指さき
永遠というものはいつも
まっさきに滅びていくけれども
滅びないものはなにか
ちょっと高めの煙草を吸って
花柄のテーブルクロス
頬づえなどついて
*「駿河昌樹詩抄」2012年9月10日月曜日より再録。
https://masakispoetry.
初出は詩誌『ヌーヴォー・フリッソン』 第65号(1997年7月)。
[Nouveau Frisson 65 juillet 1997]
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