目には青葉山郭公初鰹
素堂
江戸ッ子の中の神田や初松魚
島田五空
断つほどの酒にはあらず初鰹
鷹羽狩行
初鰹襲名いさぎよかりけり
久保田万太郎
桜だの
牡丹だの
藤だのと
春の楽しみも
ひとめぐりして
さあ
とうとう五月
なんといっても
かつお
かつお
うれしいね
かつお
タタキが好きだが
生もいい
今夜食べる
他のもの
もう買ってあるけど
あの店
この店
ちょいと寄っては
買ってっちゃう
かつお
江戸っ子なんか
気どってる
わけじゃぁないよ
でも
さわやかな
舌ざわり
喉ごし
生姜が
また
ピリッとね
ジワッとね
気どってる
わけじゃぁないよ
でも
江戸期から
数百年はここにいる
家系なのは
ホント
さわぐ
わさぐ
その血が
さわぐ
気どってる
わけじゃぁないよ
たゞ
好きだって
だけのことで
ちょい
ちょいと
買ってっちゃう
かつお
タタキが好きだが
生もいい
うれしいね
かつお
かつお
かつお
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