「米の語源は
「込める
「籠める
「かもしれない
ミネソタくんは
言う
「だいじなものを
「ちからを
「いのちを
「込める
「籠める
「かもしれない
「稲の小さな実を
「小実
「こみ
「と言ったり
「小目
「こめ
「とも言うから
「そこから来たかもね
都市伝説というのがあるが
農民伝説
みたいなものかね
ミネソタくん
米という
漢字のなりたちも
聞いた
「八と十と八に
「分けられるでしょ
「八十八
「になるんだよ
「これだけたくさんの
「手間ひまが
「かかるっていう意味で
「できた漢字じゃないかって
「云うんだけど
「どんなもんだかね
「だけど
「八十八って思うのは
「農作業中には
「励みになる
「それだけ
「手間ひまかけなきゃいけないのだ
「それだけ
「手間ひまかけて
「時間かけて
「心労をかけて
「いいのだ
「そう思うと
「なんか
「ホッとするんだな
「また
「落ち着いて
「作業にかかれる
そうか
米という漢字に
励まされるなんて
はじめて
思い至ったよ
むかしの人は
漢字ひとつ作るにも
すごい発想を
〈込め〉たもんだ
ただの六画で
遠い未来の農民たちをも
励まし続けていく
なんて
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