駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2013年5月20日月曜日
ボレロ
なにかの前ぶれのような
徐々に盛り上げていく準備のような
まだ本題がはじまっていないような
きっと急に本題が押し寄せるのだろうと思わされつつ
同じメロディーがくりかえされるのを聴いているうち
終盤も遠くない頃になって
じつは最初からぜんぶが本題だったとわかる
人生のように
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