修道女がガソリンスタンドでバイト
するようになってから春先
お洩らしするように樋から水が
ほたほた（ぽたぽたではなく）
ほたほた
落ちるようになって
深夜に起こされるようになったので夜の雨が
つらいね、ちょっと
と言っていた春日君も御卒業
時計台の下で記念写真を撮ったよねえ、あの時
と思い出してるうちに
もう命の暮れ方
はやいものだねえ人生なんて
と（なぁに言ってんの、あんなに退屈して
（夏なんか海に行って浜辺に寝転んでいるか
（さもなきゃ、家で畳に不貞寝してたくせにさ
（なぁんにも生産的なことしないでさ
言ってた夏日君も
すでに数年前にお骨
あゝいろんなものが
移り変わっていっちゃったねぇ
と感慨ぶかいのですが
いつかのように
また
修道女がガソリンスタンドでバイト
するようになってから春先
お洩らしするように樋から水が
ほたほた（ぽたぽたではなく）
ほたほた
落ちるようになって
深夜に起こされるようになったので夜の雨が
つらいね、ちょっと
と今度はワタクシが独り言
えゝ
ワタクシは今から
生誕
これからすべてがはじまるのです
0 件のコメント:
コメントを投稿