だれにとっても
ことばは
借り物でしかない
そのちょっとした使いぐあいの差に
ことば使いたちは
じぶん
とやらを
出そうと必死になる
子どもじみている
というか
狂気そのものの
奇妙な志
とはいえ
ちょっとした
使いぐあいの差から
なるほど
時どき
味わいは出てくる
それを
楽しませてもらう
生きていて
言語脳が
刺激を求めて
機能しているあいだは
生きていても
それが機能しなくなったら
さよなら
あばよ
生きていなくなったら
いよいよ
もう
さよなら
あばよ
その時
借り物でしかない
ことば使いの
ちょっとの差とは
なにか
なんでも
ないんだよね
さよなら
あばよ
さえ
言わなくていい
言ってもしょうがない
言っても
聞こえない
さよなら
あばよ
さえ
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