駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2017年1月5日木曜日
ありがとう 風景よ
沖のあのあたり
進んでいる
白い船は
ぼくらにはなんの関係もないが
進んでいる
のが
見えている
はっきり
けっこう美しく
気持ちよく
沖のあのあたり
あこがれが
まだ
あるかのように
船を
おだやかに
進ませて
ぼくらに眺めさせている
眺めるままに
させて
くれている
ありがとう
風景よ
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