ひとに見られたり
注目されたり
そうされて
よいことなど
なにもない
ひとびとの心の毒の
吐き出し標的にされたり
そそくさ
まとめられ
せいぜい数行ほどの情報にされて
消費されるか
整理という名の
忘却にまわされるか
見られない
感知されない
だれよりも希薄な
涼らかな
時代と場所に対する亡霊に
いつも
なっていたい
たゞ
生き生きとしていたい
わたしにはわたしの
ほんとうに
遠い
とおい道があって
それは
だれとも
分かちあえないのだから
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