駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2019年5月27日月曜日
言い添えておかないとね
音の底にはずいぶん深い空虚さがあるので
音楽はかなしい
聞くことは無の女神の素肌を撫でることだが
そのためにはあらゆる韻律を捨て
メロディーを捨て
音のひとつひとつを捨てねばならない
ところで
空虚さはよろこびでした……
言い添えて
おかないとね
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