2014年2月12日水曜日

ペットフードはみな





獲物をとらえると
肉食動物は必ず内臓から食べはじめる
極寒の地に生きるエスキモーも
アザラシを獲るとすぐに内臓を食べる

それは
内臓がエンザイム(酵素)の宝庫だからだと
新谷弘実医師はいう*

栄養素の量や種類より
健康はエンザイムに懸かっているという
エンザイムが働かなければ
栄養素の摂取もおぼつかない
熱に弱く
48度から115度で死滅してしまう
エンザイム

エンザイムに注目すれば
どんな食事がよいか
どんな料理がよいか
おのずと決まってくることになる

動物たちにとって
あらゆるペットフードがどうしていけないか
これについても
新谷弘実医師が言及しているのが
おもしろい

缶詰にしてもドライフードにしても
ペットフードはみな
加熱処理されてつくられる
数量的にどれほど栄養素を満たしても
ペットフードはみな
エンザイムをすっかり失ってしまっていると

自分が飼っている犬には
人間同様に玄米を食べさせているという
海苔をかけるとよろこんで食べ
果物も野菜も好きらしい
ゆでたブロッコリーの芯など
取りあいをして食べるのだという

  


*新谷弘実『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005







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