旧暦というのは正確なもので
6月21日に夏至となると
ちゃんとその前後で気温の底が上がって
もう
ちょっとやそっとでは
肌寒いような日々には戻らなそうな
これは本気で来たな
夏
という大気となった
夏至の前日
毎日そうするように
昨年にスズムシを飼った飼育ケースを見ると
それまではいなかった
細かく動く小さな小さなものが
複数確認できて
あ!
孵化したな
ついに!
と
一気に忙しくなった
冬のあいだ
産卵の後のケースはほったらかしで
土の上に卵を産み散らして死んだメスもいて
こんなままで
はたして孵化するのだかどうだか
と心もとなかったが
とにかくも
だんだんと幼虫が出てくるようになった
幼虫にはどんな餌をやったらいいものだか
とりあえずはキュウリを入れたり
小魚を入れたりしたが
ネットであわてて調べて
だいたいはなんでも食べるらしいが
キャベツの葉なども長持ちするし
小魚を与えるなら
砕いて小片にしたり粉にしたほうがいいと
なるほど確かに
と納得し直し
これからは
毎日
ただでさえ忙し過ぎるところへ
もうひと手間
時間をとられ続ける世話が増えるわけだと
夏のたのしい嘆きのテレーズ
してみている
それにしても
2ミリか3ミリぐらいの幼虫たちを
どう世話していったらいいのか
なかなか
自信が持てない
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