やはり
季節がら
冬瓜の歌を思い出したりする
もちろん
ね
永井陽子の
ね
冬瓜が次第に透明になりゆくを見てをれば次第にしにたくなりぬ
冬瓜を煮ていて
だんだん透明になっていくのを見ていたら
死にたくなって
きちゃった
ん
だろう
なにか面倒なことがあって
とか
嫌なことがあって
とか
そういうのではない
冬瓜がだんだん透明になっていくのを見ていたら
しにたくなりぬ
で
ずいぶんと
繊細
しにたくなりぬ
と
ひらがな書きされている
しずかな
自然な
「し」への傾斜
ものが透明になっていくことに
軽々と
引きよせられて
自分も透明になっていきたくなってしまう
そんな心境
死
では
だめなんだよ
し
でないとね
いいね
し
し
にたくなって
いこう
みんなで
いいね
し
し
し
0 件のコメント:
コメントを投稿