先祖への
祈り
というよりも
感謝礼拝
は
毎日欠かさない
堅苦しいものではない
ただ
「生かしていただいて
ありがとうございます」と
無言で
念じるだけのことだ
このあいだ
ご丁寧に
どこかの坊さんが
先祖の数というものを表にしたのを
見た
こちらから見て
1代遡ると
父母のふたりだが
2代遡ると
片側の祖父母と
もう一方の祖父母の
4人になる
3代遡ると
曾祖父母ふた組となるので
8人になる
そんなふうにして
4代遡ると
はやくも16人となり
5代遡ると
32人いることになる
このあたりまででも
すでに
62人のご先祖さま
ということになる
こんなふうにして
どんどん遡っていくと
26代前のご先祖さまは
6710万8864人
27代前のご先祖さまは
1億3421万7728人
28代前のご先祖さまは
2億6843万5456人
となる
28代前までのご先祖さまを
ぜんぶ合わせて
足してみると
5億3687万0906人ぐらいに
なるはず
もっと遡っていけば
もちろん
28代程度で終わるわけはないから
わがご先祖さまの総数は
とんでもない数になる
これだけの数のご先祖さまに
毎日
感謝礼拝するのは
当然じゃないか
と思える
日本では
なにかというと
父母や
祖父母あたり
せいぜい曾祖父母あたりまでを
「ご先祖さま」として
そのあたりの人たちのイメージを
思い浮かべながら
墓参りしたりするが
霊界の実相では
真に加護したり
導いてくれたりする「ご先祖さま」は
何代も前の
はるかに昔の「ご先祖さま」なので
顔どころか
雰囲気さえ知らない
「ご先祖さま」にむけてこそ
感謝礼拝するほうが
ちゃんと霊界の理屈にかなっている
霊界では
父母や祖父母や曾祖父母あたりは新参者で
まだまだ
こちらの物質界のコーチや
インストラクターができる段階には
達しない
しかも
はるか昔の大大大「ご先祖さま」を差し置いて
霊界では下っ端の
父母や祖父母や曾祖父母あたりだけに礼拝するのは
大大大「ご先祖さま」たちには
とんでもない失礼に当たる
だから
「ご先祖さま」という
一見曖昧な
大風呂敷な漠然とした呼び名が
最大の功を奏する
この言い方をすれば
こちらからの感謝礼拝は
霊的自然にちゃんと従って
しかるべく伝達されることになる
ほんのわずかではあっても
下っ端の新参者たちにも
トリクルダウンしてくることになる
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