子どものころ
夏も
夏休みも大好きだったが
もちろん
蒸し暑いのはいや
日中の暑さに
ウッヘ~とか言いながら
ヘタって
扇風機の前に陣取って
いろいろな声を羽根に向けて発し
声の変化で遊んだりした
暑い暑い
いやになっちゃう
などと言うと
大人は決まって
「夏は暑いに決まっている!
そんなことで
弱音を吐くんじゃない!」
と言い
蒸し暑さにヘタる子どもを
たしなめた
昨今
どうして
「夏は暑いに決まっている!」
とたしなめる大人が
激減してしまったのか
不思議
みんな
弱っちくなって
なにかといえばすぐクーラー
熱中症に注意だの
外出もなるべく控えて
とか
なんとか
「そんなことで
弱音を吐くんじゃない!」
という言葉が
まるで
遠いまぼろし
日射病
という言葉はあっても
熱中症
なんていう言葉は
まだなかったころの
昔むかしの
昭和のまぼろし
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