気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
文字は
どこまでいっても
ファッション
に
過ぎない
もっとも重要なことを知らないどうしが
さも
なにかを知っているかのように
見せあうための
眼球でなにかを見るならば
ひかりと暗さを
あるいは
まったくのひかりのなさを
見ていればいい
色は
すでに不用で
じつは
時間のむだになるが
かろうじて
見ても
いいものの
ひとつ
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