12月22日には
もう
冬至が来て
その日を境に
日照は春へとのびていくのだから
寒いのも
あたりまえだ
その前の日々の
今日も
あしたも
日のあたらないところや
曇った日など
寒さはつのって感じられる
しかし
ふしぎなものではないか
すっかり灯を落とし
闇を迎えると
寒さは
うすらいで感じられる
うす明かりのなかでは寒いが
うす闇のなかでは
寒さはおだやかになる
もっと深い闇ともなれば
寒さは寒さでなく
べつのものに変質していく
あかりのつくり出す
綾のようなものか
やはり
寒ささえも
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