気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
四六時中
物質の法則ばかりの相手をさせられる
この下界を
ことさら特権的に見よう
などという気は
まったく
ないのだが
死と
呼び慣わされる
この領域からの離脱は
単純に
卒業
であるに過ぎない
ふいの死は
飛び級
にあたる
自分勝手に
この学級を脱けるのは
ナシ
というのが
どうやら
絶対のきまりらしい
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