聴きに来ないかと
関係者から
呼ばれ
大貫妙子のコンサートに行った
三軒茶屋の
昭和女子大の
人見記念講堂まで
かって7年住んで
2009年に去ってから
ほとんど
もう行かなくなっている
三軒茶屋
千代田区に住むようになると
世田谷区は
こころに
遠い
三軒茶屋も
もう
こころに
遠い
妻と
三軒茶屋に暮しはじめて
本籍の住所も
三軒茶屋にしてある
変える必要もないので
そのまま
千代田区に
変えようかとは
思う
しかし
個人史の
小さな屈折点を
そのまま
記しておくのも
いいだろう
と
残してある
コンサートの後
連れの好みにあわせて
適当に導かれながら
つまらない店二軒ほどで
酒と食事
まずくはなかったが
三軒茶屋で
こんなに高く取られても
困ちゃうね
という
店
引っ越して去ってから
こじゃれた店が
増えたとは聞くが
味のわからぬ
小金稼ぎの若者が集まるので
店は騙し放題
本当の食通たちは
三軒茶屋に来ることはないし
高く払って
うまいものを食べる金持ちも
わざわざは
来ない
で
こうなってしまう
三軒茶屋
大貫妙子は
いくつになったのだろう
曲によっては
声が出ていない
もっと
楽器の音を抑えればいいのに
懐メロだから
いいのか
これでも?
来ている客層も
同じような歳が多いようだから
お達者クラブで?
静かな曲では
歌唱も問題ないし
バックの楽器の演奏は
よかったので
不満というわけではない
だいたい
タダで
聴かせてもらっているのだし
べつに
フアンでもない
「黒のクレール」という曲だけ
大学生時代
悩み多き
不安定なこころの頃に
印象ぶかく聴いた
それだけ
の
関わり
の
シガソン
(=シンガーソングライターの意味也)
田はらでは
純米無ろか生原酒の「房島屋」を
小さな徳利で
1200円取られ
特別純米酒の「百」も
やはり
小さな徳利で
1000円
小さな徳利は
八勺徳利であることが多いが
もっと少なかったのでは
ないか?
「房島屋」は一升瓶で買うと3000円程度なので
8勺か
それ以下の量で
1200円とは
大きく出るよね
「百」のほうは
あらためて言及する必要もない
つまらない味
刺身も悪くなかったし
(ごくふつう+なのに高過ぎ)
ヌタはうまかったが
いかんせん
たかが三軒茶屋で
一皿500円から1000円ほど
高く取り過ぎ
図に乗っているんだよ
だから
ちょっとうまく感じる部位があっても
気分がよくない
この高さのわりに
店を出る時
ろくに
挨拶もしなかったな
気分を変えたくて
他の店へ
じゃあ
ピザの名店へ
と言われて
L’Arteという店へ
クアトロフロマージュと
マルゲリータを注文
ワインは
イタリアのカリーリオ・カラブリア 2020
フルボディ 赤ワイン
一本6800円
と来た
はい、これ
だいたい2500円以下のやつね
二倍以上
よく取るよね
三軒茶屋で
ピザは
悪くなかった
でも
クアトロフロマージュは
もっと
もっと
うまい店が
しかも
はるかに安い店が
赤羽にあって
何度か
食べに通った
王子神谷に住んでいて
赤羽まで
歩いて行き来できた頃に
その頃も
もう
歴史となった
あゝ それにしても
いま住んでいる都心のほうが
はるかに飲食の質はよく(それはあたりまえ)
結局は安くつくのは
どうしたことか
食い物屋は
底なしに
バカな若者たちや
女たちが
騙されるね…
2009年まで
もっと
安く食べられる店が
いくらも
三軒茶屋にはあって
それらを
ちょっとは利用していた
三軒茶屋にいるのが
誇らしくさえあった
あれらの
もっと安く
うまかった店…
ま
相手が
よくなかったかも
しれない
この人の
連れていく店や
そのつど選ぶ店に
行って
一度も
気分のよかったことが
ない
そういう人って
いる
いっしょに行動すると
きまって
よくないほうに
進む人
きまって
無意味に高くつくほうに
逸れていく
人
大貫妙子の顔が
なにかに似ている
だれかによく似ている
と思って来たが
ピザ屋を出て
イタリアのカリーリオ・カラブリア 2020
フルボディ 赤ワイン
一本6800円
恐れ入ったね!
と思う
うち
思いついた!
忍者ハットリくんだ!
0 件のコメント:
コメントを投稿