2023年9月14日木曜日

ミルクの時代の終わり


 


 

医師たちからもっとも嫌われている医師

と呼ばれる

内海聡医師が

また

こんなことを書いている

 

 

「牛乳はがんだけでなくあらゆる病気を誘発する

 

私は牛乳は日本人にはもっとも不向きな食品で、

健康を害し、病気を誘発する要因となっていると考えています。

よく勘違いされているのが、牛乳は骨を強くするという「常識」です。

しかし残念なことに、

牛乳を飲めば飲むほど、骨が弱くなっていくのです。

 

確かにカルシウムはそこそこ入っていますが、

栄養学的には、リンが多くマグネシウムが少ない牛乳は、

骨を弱くして骨粗鬆症を劇的に増加させることがわかっています。

というのは、リンはカルシウムと結びつく性質があるため、

そもそもリンと結合している牛乳のカルシウムは

体内に吸収されません。

そればかりか、体内にあるカルシウムが牛乳のリンと結びつき、

リン酸カルシウムとして排出されてしまうのです。

つまり、牛乳を摂取すると、骨中のカルシウムまで溶け出し、

骨がもろくなって、骨がもろくなるのです。

 

このように牛乳を飲めば飲むほど骨が弱くなる現象を、

専門用語でカルシウムパラドックスと言います。

 

牛乳の害はそれだけではありません。

日本人の乳糖不耐症は75%であり、

民族的に牛乳がもっとも合わない民族なのです。

これは乳製品を摂っている歴史がないことが理由と推測されます。

この牛乳が骨粗鬆症だけでなく、

アレルギーなどの病気、難病や膠原病など

様々な病気をもたらすことがわかっています。

がんに限って言えば、

がんの予防に関する権威であるエプスタイン博士は、

研究発表の中で、

結腸がん、前立腺がん、乳がんなどの

危険度が増すことを示しています。

またジェイン・プラントという女性医師が

「乳がんと牛乳」という著書の中で、

自らの体験と牛乳の危険性について語っています。

 

さらに大きな問題として

牛乳には「原料」の問題もあります。

搾った牛が、

ホルモン剤や抗生物質や遺伝子組み換えの餌を

バンバン与えられていたら、

牛乳を飲むことで、

一緒にそれらの「毒」を飲んでいるのも同然なのです。

残念なことに大量生産されている牛乳は

このような「毒」を与えられている牛から

生産された牛乳がほとんどです。

特に伝統的に牛乳を飲む習慣のなかった日本人には

がんを誘発する可能性が高い食品のひとつといえます。

もしあなたが乳製品が好きなのであれば、

畜産の仕方にこだわったもので、

牛乳ではなく発酵したものを、

嗜好品として摂るくらいにしてください。」

 

 

だいぶ前に

似たような記事をいくつか読み

飲み続けてきたミルクや

食べ続けてきたヨーグルトをやめて

わたしも

もう10年経った

 

とりあえず元気なので

ミルクなしで困らないことは

じぶん自身の身体で証明できたと思う

ヨーグルトなしでも

ぜんぜん問題がない

 

わたしが牛乳をやめることにした

いちばんの理由は

カルシウムパラドックスよりも

牛乳に多量に含まれているはずの

ホルモン剤や抗生物質や遺伝子組み換えの餌という

毒素の存在のほうだった

 

口に運ぶ他の食物で

どんなに添加物や農薬などを除外しようとしても

牛乳から取り込んでしまったのでは

注意が無駄になってしまう

 

わたしの世代は

幼児から牛乳を飲まされてきていて

牛乳には慣れていて

牛乳を飲んで困ったということもなかったのだが

カルシウムパラドックスを抱え込んだり

ホルモン剤や抗生物質や遺伝子組み換えの餌を

体内にわざわざ取り込むのはいやなので

けっこうスパッとやめてしまった

 

牛乳をやめて

心底本当によかったと思うのは

牛乳やヨーグルトを買って帰ってくる

あの重さが

すっかり生活から消え去ってしまったことだ

牛乳が安い日など

もう1パック買っておこう

とか

ヨーグルトも

もう1パック買っておこう

とか

そういうことを考えることも消滅し

買い物がちょっとは楽になった

 

腸の健康のために

とかなんとか

宣伝文句みたいなことをみずから思って

ヤクルトも

わざわざ飲み続けていたのだが

それもやめてしまった

やめてみると

すごい節約にもなる

五個パックで200円ちょっとだったから

一ヶ月では1200円以上になり

一年だと12000円をかるく超えるわけだが

それがぜんぶなくなると

これはけっこうな節約になる

牛乳もヨーグルトも買わないのだから

あわせると

年間で30000円以上は節約になっているだろう

 

ヤクルトは

いかにも腸にいいような話が出まわっているが

勤めていた栄養士養成学科の大学の教員室で

生物学者や医者や細菌学者や微生物学者たちと

昼食の時などに歓談していて

「飲んで腸まで生きたまま届く乳酸菌なんて

あるはずないじゃないですか!

もし生きたまま腸まで届いちゃったら

それこそ大ごとですよ

病気になっちゃいますよ」

とこれらの先生たちが言うので

そりゃそうだ

と納得させられたものだった

ある先生は

新しい乳酸菌飲料を開発中の会社から

いかに体にいいかを宣伝する文を書いてくれ

と頼まれたけれど

そんなもの書けるわけがない

乳酸菌はぜんぶ胃液で殺されてしまって

腸に届くわけがないんだから

そこまで学者としての魂は売れないよね

と言っていたものだった

 

こんなわけで

乳製品も

乳酸菌飲料も

一切やめてしまったわけだが

きっと

霊の憑依だろう

たまに

ミルクが飲みたくなることもある

 

もともと

ミルクを飲んで調子が悪くなる体質でもないから

そういう時には

まよわず買って

飲んでみたりする

めったにミルクは買わないものだから

そういう時には

ちょっと高価なミルクを買って

味を楽しんでみたりする

やはり

値が張るミルクはうまいのだ

毎日飲むことにしていると

どうしても安いものを選びがちになっていくが

そういうのがいけない

たまにうまいものを飲んで

ミルクっていうのも

やはりうまいものだなァ

と堪能するのが

よろしい

 

とはいっても

そういうふうに

たまにミルクを飲む機会も

ぐっと減ってきた

飲みたくならないのだ

高いものを買えば

うまいにはうまいが

それでも

たいしてうまくは感じなくなったので

自然と

飲みたいとも思わなくなる

買わなくなる

 

ミルクの時代は

じぶんの人生において

本当に

終わってしまったのだな

と思う





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