横たわって
脚を頭のほうに持って来ながら
腹を圧縮すると
いやおうなく背が伸びていく
足先を頭の先の床に着け
着けたままの姿勢でしばらく居ると
腹も胸も狭まって苦しくなるが
背や腰は
一段と間延びして
どうやら
ずいぶんと背や腰のすきまを縮めたまゝで
暮らしてきてしまっていたとわかる
からだを元に戻すと
今度は
伸び切った腰が元に戻ろうとして
ちょっと痛いような
じわじわと音さえするような
収縮が起きる
からだのこんな性質や動きを
たいして意識もしないで
一日一日
生きたつもりに
なって
きてしまっていたと
いつもながら
なんだか
ずいぶん大きく
反省してしまったりする
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