駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年7月14日土曜日
社会というところでは
目が乾くように感じる時
ひょっとして
こころも乾いてしまっているのか
とふと思ったりもしたが
そんなことはない
目が乾く時はたんに目が乾く時
目の乾きとこころとは連動していない
あたりまえのことだが
こんなあたりまえのことを
妙に隠ぺいしたり
ねじ曲げたりする思考が
社会というところでは
いつもなにかに憑依しようと
狙っていたりする
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