夜の焼肉屋の前では
けっこう人が待っているが
できあがるのを待っているのだろう
ウーバーの人が数人待っていたり
ふつうのオジサンが待っていたり
両者合い乱れて待っていたりする
それがねえ
外に貼り出してあるプラスチックの看板に
主なメニューの写真が大きく出ているが
この焼肉屋が出すのは
バラ肉だけで
ろくでもない肉にタレをつけて誤魔化して売っているのが
一目瞭然
店に入っていくオジサンや
待っているオジサンは
みな
一様に太鼓腹になっていて
やっぱりなあ
こういうのを食べる人っていうのは…
と思わされる
焼肉はタレで決まる
どんな肉でもタレでどうにでもなる
と書いて
自分の店を自慢していた焼肉屋のSNSについて
自然食レストランの人が
タレをつけなきゃ食べられないような肉しか知らないんだね
この店の人って
と究極のトドメを刺していたのが思い出される
タレをつけなきゃいけないような肉では
ダメなんだ
肉以外の
なにであれ
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