気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
雨がちな天気が続いているから
空気はいつもたっぷり湿り気を含んでいて
ちょっと気温があがると
膚にべったりとした感覚が載ってくる時も多いけれど
それでも夕暮れになると
気温が下がってきて
そよ風でも吹いてきたりすると
夏ならではの涼しさがふいに湧いて
あゝ、生きている
と思う
薄曇りの空が続いていても
夕暮れには
色の度合いのさまざまに異なる青となり
美しさを
こうして贈り物されている
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