九月三日
霊能の中途半端にあるもつらし近き死控ふる人と茶も飲む
よき友ら海外にありて4号機も消費増税も微塵も知らず
自己破産し被生活保護となりし人「おかげで余裕ができた」と訪ひ来
初秋の宵雨やさし過ぎしこと逝きし人らの遠近ゆるむ
東京湾の穴子の殊に上物を今年は歳暮で贈りまくるか
細胞を癒す1/fゆらぎとよ そよ風、せせらぎ、蝋燭の炎
九月四日
雨激ししばらく激し妨げを受け佇めばふいの恍惚
九月五日
一九四九年共産党政権樹立後すぐ七十万人公開処刑
福島原告告訴団いふ米沢の浪江町避難民十人中六人白血病死
ただ歩くだけでも被曝進むらし原宿駅前2万ベクレル
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