数日続く
たまの休みの日
あれもやろう
これもやろう
片づけもしよう
模様替えもしよう
など思いながら
結局なにもせず
ちょっと読み出した
小説なんぞに引きずられて
いつのまにか夕方
やるべきこと
やりたいことが
あああ
できなかった
むなしく
一日終わってしまった
など思うが
あれもやったり
これもやったり
片づけもしたり
模様替えもしたり
そんな過ごし方が
ほんとうに
価値があるのか
それだって
ずいぶんと怪しい
ふかく
ふかく
確信のようにあるのは
どう生きたって
いいんじゃないのか
ということ
なにで
どんなふうに
埋まろうと
時間は
時間
生は時間そのもので
内容物ではない
確信のように
こんな気持ちがあるのだが
間違っているかね
秋草でいっぱいの
この野原
ここに寝ころがっているより
シャンゼリゼを
ふらついているほうが
ほんとうに
価値があるなんて
思えないんだけどな
どちらでも
いいんじゃないかと
思うんだけどな
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