気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
しだいに全部の人間のありようを見た
どこまでもやがて終え
ひさしぶりにやっておけば
主語として私の出番は森の中の一枚の葉に
そう、どこまでも水
土、と言え! ようやく
蒔く
ものがわかったのならばはっきりした声で 顕われの
いつまでも の次に置くべき言葉をたぶん
何千年も求めあぐんで採ってしまいまでした人間の肢体
行こう進もうという停滞の罠にあまりに深く墜ちて
水、どこまでも主語はもうない森しだいにやがて
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