梅雨雲の曇りが続いて
夏に向かうさなかというのに
ぐっと気温が下がっている
廊下の白い壁際に
ところどころ斑の入ったポトスの
瓶挿しを飾ってあるが
明かりに映えて
みどり濃いところ
みどり明るいところ
つやつやと美しい
空気が湿っていて
気温も下がっているためか
それとも
明かりのぐあいや
壁の白さとの対照ぐあいのせいか
あるいは
濃いみどりのワインの
空瓶に挿しているせいか
アルゼンチンの
クリストバル1492
2006年の
カベルネ・ソヴィニョン
まだ
あの人たちも
あの人も
あんなに元気だった頃
生きていた頃の
製品だが
なぜか
このワインの瓶は
ポトスと相性がいい
水も腐らないし
茎も太く伸び
しっかりした葉が
つやつやと広がっている
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