なんとなく寄った店で
意外に旨かったりするのが
ぼくには至福
リサーチなんかして
勢い込んで出かけていくってのは
それだけで
興がそがれちゃうヤ
酒だって
飲み慣れない地酒かなんかで
おっ、これはこれは
と発見するのがいいので
それが
酒好き連中に
あんまり知られていないのだったりすると
へへへへへへへへへ
と楽しくなっちゃったりする
自慢なんか
するんじゃなくて
舌で
へへへへへへへへへ
する
わけなんヨ
添加物が入ってそうな
安酒だって
妙にうまぁくヌルカンしやがる店が
あるんだよねエ
ちょっと名の売れた酒より
旨かったりするのは
なんだろね
ありャ
そう言や
古川篤から
今年も
そろそろ鮎を喰いに来い
と言ってきてる
おめえ
鮎は七月が旨ぇんだろ
骨までやわらかくなって
って
メールすると
バッカヤロ
おれんとこのは
もう六月から旨ぇんだ
よくわかってんじゃねえか
バッカヤロ
と
これもまァ
毎年恒例の御返事で
ござるよ
深山幽谷の境に
せっかく
みずから引っこみ
移り棲んだってのに
いつまで経っても
口の減らねェ
あの
バッカヤロ
嗚呼
深山幽谷ト雖モ莫迦直シ難シ
六月の鮎だァ?
バッカヤロ
来週にでも
行ってくれようサ
バッカヤロ
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