思考は時間そのものだから
思考で時間を考えるのはじぶんを考えることなわけで
ぐたぐたぐたぐた温泉に入って考え続けていたりしますとナ
ようするに考えなくってもいいんじゃないかという
結論にいつも達してしまいがちになるけれど
もちろんそれじゃいけないわけで
ともあれ
こうして温泉に入っているあいだは
時間そのものになろうじゃないか
なんて思って目をつぶったり
出たら冷たい水を飲んで
それからなにか旨いものを食べ直そうかな
なんてあれこれ考えてしまい出すから
哲学的な時間論が出来上がらないでいるっていうわけなんだよナ
しかし時間論を考え続けているあいだ
流れ去って行く瞬時瞬時新たな時間のことを
誰がどのように回収するかがつねに大問題なわけで
やはり考えないことの重要さっていうものがあるのだよ
そう思う
そう思ってやめるべき思考は
たしかにある
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