戦争のひとつやふたつ
プラムの汁で
すっぱめに
でも爽やかに味つけして
ちょっと名は言えないけれど
知る人ぞ知る
あの海に
とととととととと…っと
垂らしてくるから
待ってなくても
いいのよ
こんなに晴れ上がった
白い岩礁でのランチ
風にはたはた
し続けるテーブルクロスの縁を
天使たちに押さえ続けて
いてもらうのも
少しわるい気がしちゃうし
いいのよ
おいしいうちに食べはじめてね
すぐ戻ってくるから
戦争のひとつやふたつ
いつものように
ランチの終わるまでに
済んでしまう
ものだし
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