ことばを使えば
けっきょく
すぐに
利口さの競い合いになる
そもそも
他人と向きあった瞬間から
利口さの
また
裏をどれだけ
重ね持っているかの
競い合い
そして
この競い合いは
そのまゝ
時間と生の蕩尽でしかない
右の頬を打たれたら
左の頬も差し出せ
そう教えたイエスは
こんな競い合いが
われらの舞台ではない
と伝えようとした
左の頬も打たすことで
節約できる
あまりに多くのことがある
ここが自分の舞台か
それが本当に自分の舞台か
そう確認するうち
そもそも
地上に自分の舞台など
ありはしないと
気づいていく
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