駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2017年3月21日火曜日
そもそも見えぬ居りもせぬ
ひかりも好きで
闇も好き
どちらも隠し蓑となり
わたしを
見えなくしてくれる
ひかりが見せる
わたしの身
頭の先から爪先まで
借り放題の
素粒子・原子
闇が見えなく
するわたし
素粒子・原子に無の空間
そもそも
見えぬ居りもせぬ
からだ持ったり
感じたり
なにか思ったりしてみても
終始なんにも
ないわたし
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