すでにそうなっているが
さらにいっそう
すべてがコンピューター依存になった時点では
基地局屋データーサーバーを占拠して
こちらの提示要求を呑まなければ
そこを破壊するようにすれば
なんらかの社会体の支配は可能になる
それまでは
技術的発展だの革新だのとおだて上げて
電子メモリー依存を進めさせていく
もちろん
1969年時点ですでに
アメリカ国防総省研究計画局ARPAによって開発された
ARPANETネットワークシステムによって
どこか局所の故障が起きても
データ保全や流通が維持されるしくみになっているが
この基本システムを超越して破壊すれば
データの完全破壊はできる
ひとつの時代の後や
ひとつの文明の後には
つねに
異なったものを含み持つ新たな文明や方式が来る
そのためには
いかなる破壊も許されるだけでなく
先行するものを全否定しつつ
参照先として文化遺産的に巧妙に持ち上げるものだけが
次の文明となり
次の時代となる
ある程度勝利と支配の準備ができてから
先行するものに襲いかかるのが賢明ではあるが
まずは破壊してしまうのも
歴史上
無数に観察される方法である
簡素な
あるいは断片的な伝説や神話のたぐい以外のかたちで
ホメーロス以前の文芸が
どこに残っているか?
古代ギリシア以前の科学的思考や哲学が
どこに残っているか?
人間の成すことなのだから文芸は存在したに違いなく
科学的思考や哲学が存在したに違いないのだが
はたして
いま
それらは
どこに残っているか?
残っていないのならば
現在のあらゆる知も
未来に残す必要はさほどない
心配せず
勇気を出して破壊に勤しむべし!
今回の数千年の文明に落胆した新しい魂を持つ諸君よ!
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