気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
ことしも桜の開花宣言が出て
ワアッと満開にむけて
桜どもが
あの連中が
雪崩れて咲き満ちていくところ
けれど
ぼくはもう
飽きちゃった
桜どもよ
きみらが桜であることに
きみらが旧態依然の桜ぶりしかできないことに
この数十年
春には桜をはげしく見て歩き
この数年はことに
桜狩りも募りに募って
見て見て見て見て見歩いて
日中ばかりか夜桜も
休む暇なき花見の日々
で
十分だ
もういいや
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