2月13日の夜に地震があったが
来るのは前日からはっきりわかっていた
地震につながる動きがある時には
だるくなったり眠くなったりし
ひどい時には身を起こしていられなくなるほどだが
今回は「来る」とくっきり「わかって」もいた
午後に外出する際には
きょうは地震が来るはずだけど
まだ来ていないねえ
大丈夫かなあ
などと口に出したりもした
こういうことはいくらもあって
最近ではさらに頻度が増えてきたが
わかっているのに明確には
わかっていると認識できないことも多く
そういう時というのは読み取りや翻訳の問題というか
凍結された情報を湯戻しできていないというか
受け取った手紙の封をまだ開けていないというか
あるいはすでに集まってきている
パズルのたくさんの断片をまだ組み合わせていない感じで
もうちょっと時間があったり
もうちょっと手間をかけられたりすれば
あらかじめわかることはかなり多いと感じられる
こういうことがなにもわからない人たちには
ちょっと申し訳ない気もするけれども
そろそろ身に備わっている力は素直に使おうと思う
同じ時代に生き同じ空気の中に生きているからといって
ヒトなどという言葉で一括りにはできない
じつはあまり同じではない存在であることを
もうそれほど奇異に思ったりしないでもらいたいと思う
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