詩形式を使って
なにか
書いてみろ
と勧めてみると
たいていのひとは
思い出とか
思っていることとか
感じたこととか
見えることや
聞こえることなどを
書く
これほどに
詩形式を使うというのは
むずかしい
思い出せないことや
思っていないことや
感じないことや
見えないことや
聞こえないことを
たいていのひとは
書けないし
書こうともしない
書こうという
発想も持てない
これほどに
詩形式を使うというのは
むずかしい
見えることや
聞こえることを書くひとは
写実だ!
などと
偉がったりもして
まったく
情けないこと
この上ない
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