本を開けばシルレムの森
閉じればふたたび
メロコンレシト
大宇宙色の目薬を幾滴か挿して
あふれるみどり
ゐふれる間取り
絨毯に
流体の虎どもは逃げて
どこに潜んでいるのやら
ちょっとランチはおおめに頼み
わたしはひとりで千人となる
大賑わいで旗まで立てて
むらさきの土が待つOokusidagahara
うっぷ!
フォークは金製
カエル料理でそっと腹裂く
ナイフはなんと氷製
思い出はなんとしずかなこころとなって
帰っていく
みんな
ぼくというやわらかいライスの
隙間隙間へ
ちょっとじゅくじゅく
温まりながら
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