気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
ふいに雨になると
うれしい
ふいの雨を見られたよろこびは
これはまた
特別
どう言い表わそうか
と
思いながら
降られる街の
降られるままの従順さを
この世の
見納めのように
見ている
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