気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
山に入ってみると
涼しかった
そうして
すべてを忘れてしまったようである
細い流れに水を汲んで
幾度か啜り
近くの石に腰を下ろして
目を瞑って
山の涼しさの音を聴くことにした
そこまでで途絶えた
人生であった
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