駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2018年4月6日金曜日
いやだなと思いながらしか思うことのできないにんげん
他人もにんげんだとは思うけれど
他人はやっぱり風景で
それは鏡に映るじぶんの姿が風景なのとおなじ
他人もにんげんだとは思うけれど
収容所へとにんげんを詰め込むナチスのようににんげんで
注意しなきゃな
にんげんはみんな悪だからと
思いながら思うわけで
いやだな
いやだな
と思いながらしか思うことのできない
にんげん
にんげん
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