現実が一つ崩れたあとも、すぐ別の現実が結晶しはじめて、
新たな秩序を作り出すという観念に、
いつのまにか馴れはじめている自分に気づいた。
三島由紀夫 『奔馬』
3月20日は
19年前にアメリカを中心に多国籍軍が引き起こした
21世紀最大の戦争犯罪
イラク戦争がはじまった日だったので
わたくしは一日中を黙祷に捧げた
加害者はなんの責任もとらされておらず
いまでも破壊は続いているといえる
「Shock & Awe 衝撃と畏怖」作戦という
ご大層なショー気分の命名で
まさに無辜の民にむけられて最大級の攻撃が行なわれた
通信や交通や食料生産や水道施設への破壊がまず行なわれ
CNNなどメインメディアは戦争ショーとして演出し
世界中のお茶の間に破壊シーンを誇らしげに届けた
まず最初から
その地の人間が生存していけないように
生活インフラを破壊し尽くすのは
ヨーロッパ人やアメリカ人の
いつもながらのお得意の手法
2022年の3月に比較しながら思うに
この手法は
ロシアだって真似できるのに
なぜかロシアはしない
やはりロシアはしない
プーチンが言ったとかいう
白人支配から世界を解放したいだけだ・・・
という言葉が
ちらちら
ちらちら
してしまう
非白人のわたくし意識の
春の雪
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