2022年3月11日金曜日

▼や●

 

インターネットは

1990年代から使い出していたが

スマホっぽいものは

2011年の東日本大震災の後から使い出した

地震や原発事故の小さなニュースが

どんどんtwitterで上がってくるのを見て

いつ次の地震が来るかわからない中で

Twitterを見られるようにしないといけないと思ったのだ

そこで少しでも安く買おうと価格コムで探して

iPod touchを本郷三丁目の小さな電気店で買った

 

iPhoneなどにするのは

まだ通信費の支出が多すぎると思えた

すでにマクドナルドなどでは無料Wi-Fiがあったので

Wi-Fiに繋いで見られれば十分と考え

iPod touchにしたのだが

小さいのにたいへんな名機で

パソコンぐらいしか使っていなかった意識が

一気に飛躍したのがわかった

あんな小さな機械なのに

情報収集という点ではパソコンでの処理がぜんぶできるので

一気に世界が変わったのが実感できた

 

その後

パソコンも何台も使い倒してきたし

iPadも何世代も使ってきたが

こうしたことのせいで

ネット情報を見ることや集めた情報の整理に追われることにもなっ

子どもの頃から情報は厖大に集め続けるわりに

有効活用できるような整理法は苦手で

あっちに入れたりこっちに入れたりをくり返すうち

なにがどこに整理されているのかさえ忘れていく

ネットの情報整理アプリなどもたくさん持っているが

どれもこれも便利さと不便さの混合物なので

しばらく使ってみては他のものを試してみたりするうちに

情報の一括管理などできなくなって

次々と興味も移れば古いものは忘れてもいくので

じぶんのことながら私的考古学や私的発掘学が必要になってくる

 

今も電子情報の簡易ファイル作りは日に100近くを下ることはないが

日に数時間は要するようなこの作業では

後で見てわかりやすいタイトル付けと目印付けや色づけなどが大事になる

だんだんとタイトルの前に▼や●を付けるようになったが

これはテキストのいちおうの開始記号としてつけるわけで

ネットからどんどん引用して

だいたい同テーマの文書をおなじページに添付していく際に

各テキストの開始場所を示すのに役立つ

 

しかし

どうして▼や●かといえば

スマホのソフトウェアキーボードでのかな入力の際

記号を一発で出しやすいからだ

 

あかさ

たなは

まやら

 わ

 

と並んでいるので

「さ」を押せばすぐに▼が出るし

「ま」と押せばすぐに●が出る

■や◆なども使いたいが

「さ」を二度推しして「し」にしないと■は出ないし

「は」を二度押しして「ひ」を出さないと◆は出ない

簡易なものでも多量に情報ファイルを作り続けるとなると

たった一度でも指で押す回数が増えると時間の浪費になる

そこで▼や●に落ち着いていくことになるわけだ

 





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