気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
詩歌を読むこともある
適度に読む
いつも思う
特になにも書くべきことがない人が
とりわけ
なにも書く必要がない時に
ほんの気まぐれに
筆まかせに
キーボード上を遊ぶ指のすさびに
ぽつ
なにか書いて
みました
といった詩歌が
わたくしには心地よい
と
書く必要など
なかった
言葉たちこそ
わたくし向きの
言葉
そうして
ヒョッと飛躍して
思ったり
する
ほしくもなかった子が
いちばん
可愛かったり
美しかったり
するのかもしれない
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