気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
停滞そのものとなって
人生
などという
大それた巨視を
すっかり放棄してしまった人が
きっと
はじめて
詩のようななにかを
書き止められるのかもしれないと
思っている
いつも
思いながら
ない池の
ほとりにたたずんで
見ている
池でない
ものを
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