気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
複雑な単純
という
レストランの名を手がかりに
ぼくはこのへんな島に迷い込んでしまったが
それでもよかった
だって
ここの島の
道から道へと歩き続けていると
なぜだかまったく空腹にならないし
喉も渇かない
それに
疲れもしないし
髭さえ生えないのだ
こんな生を
求めていたのだ!
しているあいだは
ぼくは
こう生きられる
求め続けていた
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