気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
詩歌とか
文芸とか
文学とか
フィクションとか
なんと呼んでもいいが
それら
実用のためにならない言語配列物は
結局
「あゝ!……」と洩らすために
あるのではないか
どんなに多量の単語を並べようと
あるいは
俳句のように
わずかの単語並べに抑えるのだとしても
「あゝ!……」なのではないか
母音aへの
信仰告白なのでは
ないか
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