気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
暮れていく
大きな
林のなかに
居続ける
だんだん
暗くなっていく
こころよさ
静まり
葉のみどりも
木の幹や枝の色も
もう
見分けが
つかなくなる
人間の
からだを持っていたはずの
じぶんさえ
色を失ってしまって
まわりの闇と
区別がつかなくなる
つかないなあ
区別が
という
思いは浮かぶけれど
からだは
すっかり闇
あたりの闇ぜんぶが
すっかり
からだ
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