気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
ぼくはじぶんが生きていないのを知っている
テーブルの左側で
苔を育てたりなんかして
空飛ぶ
つるつるの自動車が
小さく
テーブルの荒野を
横切っていく
七面鳥でもなく
夜鳴きウグイスでもない
もっと日中を暖かくするような鳴き声の
腹のやわらかい怪物は
今ごろ
世界のはて
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