気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
ときどきは
ムラサキ色のマーカーが
ソファの背もたれの上なんかを走り出しても
いい
食べやすく
カットされたパイナップルが
この時ばかりは
じぶんからガラスボウルに飛び込んで
真夏を待っている
飲み物は
なくてもいい
空中から
じかに水を吸い取るすべを
身につけたから
それも
飛びきり爽やかな
まろやかな
水を
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